Silver State Nitro Challenge (Boulder city LasVegas USA)
今年で私は2回目のシルバーステイツナイトロチャレンジレース。
私自身は日程の都合でアルゼンチンで開催された1/8オンロードプレ世界戦からそのままベガス入りしました。
コルドバ(アルゼンチン)からサンチャゴ(チリ)トロント(カナダ)までは宮下選手と一緒。
そこから別々の便で宮下選手は日本へ、私はラスベガスへ向かいました。
トロントで乗り換え待ち6時間、そこから4時間でマッカラン国際空港へ到着しました。

トロントではアメリカ入国の手続きを行いますが、ここでひと悶着。
宮下選手から預かっていた荷物が税関で別室審査、X線検査では「お前はガンを持っているのか」といわれる始末。私も見ましたが確かにガン(鉄砲)のような影が映ってました。
そんなこんなで結構短い6時間でした。

今回はアメリカ大陸を東から西へ横断する為、グランドキャにオンが見れました。
まもなくラスベガスです。この湖がラスベガスの人々の水源でしょうか?写真右手方向に湖は続きます。ここにはフーバーダムという観光スポットもあるようです。
マッカラン国際空港に到着。今回の機内食は有料でした。普通のサンドイッチが1000円近くしました。恐るべしアメリカ・・・。  ラスベガスで有名なホテル群が見えています。
ジャ~ン。ラスベガスで金井親分と合流です。
金井選手は日本から単身ベガス入り。現地で京商アメリカのスタッフ、私と合流です。
飛行機がスケジュール通りに飛んでお互い到着時間がほぼ同じでした。
今回秘密兵器をひっさげてのラスベガス入りです。
ジャジャ~ン。今回お世話になった京商アメリカ副社長 笹井さんです。お目にかかるのは久しぶりでした。「たこちゃん白髪増えたね」って言われました。そうなんです結構苦労していますので。なんてネ!
そしてこちらも京商アメリカの石原さんです。英語ぺらぺらです。私も英語の勉強をしなくては・・・
2004年スウエーデンのバギー世界戦以来 久しぶりブリです。
メモリー容量の小さい私の頭脳では顔は覚えているが名前と合った場所を忘れていました。
しかし合言葉「フトマラフトシ」で回路がつながりました。
今年のベガスはすごしやすかった。暑すぎず、寒すぎずでした。
去年は結構寒く、ズボンも冬用のものを履いた記憶があります。
お昼近くになると風が強まり砂埃が舞います。青い空と荒涼とした大地、これがベガスの印象です。
秘密兵器の登場。
トラギーはNEWボディ、ロングシャーシ。
バギー、トラギー共通のNEWパーツはジュラ削りだしナックルとビッグダンパー。
どうです、このデカダンパー!このサイズを見慣れると今までのダンパーが電動用に見えます。
現地でも注目度は◎でした。
バギーにもバッチリデス。
私はバカでした・・・NEWナックルアームが写ってないじゃないですか。
でもこの情報をアップしている今(6月)すでに発売されているのでもうご存知でしょう。
バギー、トラギー共に使えて強度も抜群です。しかもプラスペーサーがベアリングとの間に入ります。

NEWダンパーは同じく6月に発売される軽量ユニバーサルと組み合わせて使うのがベストです。
スプリングの直径も大きいのでユニバーサルシャフトに少し触ります。軽量ユニバはシャフト径が細くなっているので大丈夫。勿論細くなっても強度は大丈夫です。
ノーマルユニバと使う場合、アームを少し削ってダンパーエンド部分を少し前へ逃がします。
このダンパーの安定性は抜群で、今回のひどいギャップでも終始安定していました。

ハチイチバギーの超メジャーHP「Neo Buggy」の編集者です。
英語、日本語、フランス語を操ります。
インファーノNEWパーツの情報はNeo Buggyのホームページに即座にアップされていました。
しかもスンゲー詳細に。
出番を待つST-R 通称トラキチ。
デカ物ついでに実車も撮ってみました。ちなみにハマーのレンタカーもあるようです。
今回のコースは比較的単純でした。しかしギャップの深さは半端じゃなく、操縦台からトラギーでも見えなくなると金井選手が言っていました。さすがに決勝日には少し手直ししていましたが・・・
世界チャンピオンのマークさんです。後ろの無限バックは隣に座っていたスコットさんのものです。
同じプロライン社で働いていますので、当然同じピットです。
ダートガールズの一人です。カメラを向けるとポーズをとってくれます。
MCを務めるこの方が金井選手の大ファンということでサプライズプレゼントをしました。
ほんとに大喜びでしたよ。
今回は移動屋台が登場。ハンバーガー、ホットドック、コーヒーやカフェラテ、はたまたいろいろな味のスムージーなる飲み物までありました。狭い車内で手際よくやっていました。
GRPのガンディーニ社長も来ていました。
今回はヨーロッパからも結構ドライバーが来ていました。
ドイツのダニエルレックワード選手もその一人です。3月だとドイツはまだ寒いのでしょうね。
今回トラギークラスでNEWシャーシのST-Rを優勝に導いたKody King選手です。
コーディーキング選手の優勝で京商アメリカは大喜びでした。
彼はまだ10代ですがかなり速いです。アメリカのメジャードライバーをねじ伏せての勝利でした。
そう彼の名字は日本語で「王様」です。
優勝のコーディーのマシンです。NEWシャーシが入っています。
レース後、皆で記念撮影。コーディーの横はお父さんで彼のメカニックをしています。
確か去年のこの大会には選手で出ていたと思うのですが。
後ろの背が高い男前はライアン ルッツ選手。京商アメリカの社員でもあります。ユーザーサービスも積極的に行っていました。彼もかなり速くこの後の大会で優勝していました。

皆さんお世話になりました。

この後京商アメリカのスタッフはそのままロスへ帰りました。お疲れ様です。
翌日のフライトで帰る金井選手と私は、この後いつものラーメン屋「戸越」で夕食を済ませホテルで帰り支度をしました。翌日は8時30分のフライトなので5時にホテルをチェックアウト、レンタカーを返却して無事帰路に着きました。
昨年はサマータイムへの切り替わりもあり超ドタバタでした。危うく飛行機に乗り遅れるところだったです。

今年この大会で感じたのは、昨年よりも更に選手のレベルが上がっていることです。
特にトラギーは数段レベルアップって感じでした。恐るべしアメリカ・・・