7月14日から16日までスペインはバルセロナ近郊の町、リポールで開催された1/8バギーヨーロッパ選手権【通称ユーロ】に行ってきました。
この大会はEU圏居住者でなければ選手として参加できない為、京商ドライバーのサポート役として金井選手とともに参加しました。
ユーロはトップクラスのAとエントリークラスのBに分かれて、毎年EU圏内の異なる国で開催されています。
下はバルセロナの町並みです。
リポールは小さな町ですが美しい。ホテルから見える教会も夕暮れ時にはライトアップされています。毎時には鐘が鳴ります。
コースは左回りで非常に大きく、ピットと操縦台は一段高いところにあります。そのためピットレーンが非常に長くなっていました。
レイアウトはヨーロッパらしく大きなRで構成されています。ジャンプの数は少なめです。
山あいのリポールは天候の変化が激しく時折大粒の雨が降ります。雷が鳴っている間はレースは中断していましたが、雨だけならレースは続行しています。ひとたび雨になるとパドックはご覧のように人でごった返します。
サーキットには女性の姿も多く見受けられこの様に彼?の車の掃除もしています。ただ日向で日光浴している方も多くいました。
プロラインの社員スコットヒューズも来ており、プロラインユーザーのサポートをしていました。
写真はスコットがGRPの新型タイヤを撮影しているところです。ライバル会社の2ショットです。
日本では見ないメーカーのコンテナもありました。
メディアルプロ(フランス、タイヤメーカー)のコンテナです。ひげを生やした人は
フィリップ ラシャットでピクターというバギーを作っています。
Ultimate Racingではなんとゲームコーナーがありました。しかもキャンギャル付!
RBのコンテナです。よく見ると中で怪しい人物が密談中?
ケータリングサービスのお姉さんたち。カメラを向けると気軽に撮影に応じてくれました。
さすが情熱の国スペイン!
予選の結果です。な、なんとエントリー数は168名です。ヨーロッパのバギー熱はすごい!
ドイツのダニエル レックワード選手(Kyosho International)。彼女連れです、うらやましい。自分の出番以外では皆さんリラックスモードです。
スウェーデン、イギリス、ドイツのヤングドライバーです。次世代を担うドライバーになるでしょう。
Aメイン決勝は小雨が降る中行われました。各車マディなコンディションの中果敢に走行。
ゴール直後のモニター表示。
オーバー40クラスのベスト3。1位にはマイクさん。2位にはヒューディーさんです。
ジュニアクラスのベスト3。イギリスのエリオット君が1位。2位はスウエーデンのスベッソン君。
京商が1,2でした。
2006年ヨーロッパのベスト3。1位と3位はフランス、2位のミュゲールはポルトガルです。
ミュゲールはレース中ノーコンとオーバーヒートに耐えながら2位をゲット。切れた走りのこの方には脱帽です。見た目と走りは正反対!
4位にはスウエーデンのライナス選手。ここ1,2年で実力をめきめきアップしました。
7位にはスペインのひげ大将ことラウル選手。
ドイツのダニエル選手は10位でした。ご本人はさばさばしておりました。
その日の夜はポルトガルチームと中華料理で2位のお祝いをしました。
参加された選手の皆さんお疲れ様でした。
我々は翌日バルセロナから16時間かけて日本に帰りました。
ヨーロッパはモータースポーツの発祥の地であり、ラジコンもまたモータースポーツであることを確認できた大会でした。