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2007年締めくくりのレース
グランドファイナル&新人戦が年明けの1月27日に開催された。
PRO,EXP,IMDクラス統一チャンピオンを決定するグランドファイナルクラス。
NOVクラス統一チャンピオンを決定する新人戦。
それぞれのクラスに8名がエントリー。
朝のフリー走行に続き予選3ラウンドと決勝レースが行われた。

2007年の栄冠は誰の手に?

2007 ホビーセンター1/8GPオンロードレース
グランドファイナル&新人戦
新人戦クラス  予選

TQはこの大会にあわせEVOLVAM3を投入した谷口聡選手(岡山)が15L5:00.098(ベスト19.431)の高記録で獲得。京商カップで得たノウハウをフルに生かし優勝を目指す。

2位は関本裕一選手(高知) 15L5:03.510(19.030)
このレースEVOLVA2007からM3にチェンジ。昨年からレースに参戦、徐々に慣れ実力も伸ばしこのレースで集大成を披露できるか?

3位には中野博文選手(香川) 15L5:04.317(19.768)
EVOLVA2007のセットが的中。本人も驚きのタイムを出し予選上位につける。決勝ではコンスタントな走行が高記録の鍵となる。

4位 和田哲也(岡山) EVOLVA M3
   15L5:13.897(19.718)
5位 遠藤和志(岡山) EVOLVA M3
   15L5:14.803(19.728)
6位 渡辺譲二(島根) MRX4X
   15L5:15.734(20.058)
7位 豊永大志(香川) EVOLVA M3
   15L5:18.925(20.411)
8位 中島勝之(岡山) MRX4X
   14L5:02.090(20.004)
決勝 20分レース

オープニングラップ1位谷口、2位関本、3位遠藤、4位に最後尾スタートの中島選手がつける。
2周目 遠藤選手をかわしNo,8中島選手3位に浮上。
5周目 No,6渡辺選手緊急ピットイン。トップ3に変動は無く関本、中島選手の激しい2位争いが続く。
トップ谷口選手は20秒台でコンスタントに周回を重ね2位グループを少しづつはなす。
続く6周目中島選手が2位浮上。チームたにぐりんの1-2ポジションができる。
10周目 関本選手はミスで4位に後退、3位には遠藤選手。
13周目 2位中島選手が19.910秒のベストラップを出しトップとの差を3秒とする。3位はその1秒後方。

1回目の給油

1回目給油後のトップと2位の差は5秒。

8分過ぎ トップと2位の差は6秒。遠藤選手にミスがあり再度関本選手が3位に浮上する。2位との差は1.7秒。
ここから19秒台を連発、集中力ある走りでトップとの差を縮める関本選手。

2回目の給油

2回目の給油を先に終えた谷口選手の1秒後方に2位の関本選手。
この後給油に入った関本選手は給油ミスがありトップとの差が11秒にもなってしまう。3位は更に3秒差で中島選手。
11分過ぎ 3位中島、4位遠藤選手ともにトラブルで後退。これで3位には渡辺選手となるがすでに1ラップ遅れ。
トップ争いは谷口、関本選手に絞られた。

14分30秒過ぎ 燃費に余裕のある関本選手が先に給油を終える。
次の周回には谷口選手も給油を行いこの2台の差は7秒。
しかしトップ谷口選手は2速に入るタイミングがかなり遅くなりだしペースが上がらなくなる。
このチャンスに関本選手が猛ダッシュ。毎週1秒近くその差を縮める。

19分過ぎ 関本選手がこの終盤に自己ベスト19.560秒をたたき出しテールトウノーズ、その差0.6秒。
トップ谷口選手もストレートを全開走行しかろうじて2速にはいる。ペースも上がり自己ベスト19.710秒を出しトップを死守する。

両車1秒差でファイナルラップへ
インを死守する谷口選手、スピードを乗せ各コーナーで猛追する関本選手。
このポジションのままゴールラインを通過、その差は僅か0.7秒だった。

このレースで谷口、関本選手が来年よりIMDクラスへ昇格が決定した。
グランドファイナルクラス

予選

上位ベスト3は順当にPROクラスの3名となった。
TQは2007年速さに更に磨きをかけたSyokiこと
高畑翔輝選手(岡山) 16L5:01.607(ベスト18.504)
EVOLVA M3

2位に細田茂選手(島根) 16L5:03.357(18.611)
EVOLVA M3
2007年後半からEVOLVAにチェンジして以前の速さを取り戻した。ストップSyoki選手筆頭。

3位に高畑哉文選手(岡山)16L5:04.557(18.714)
MRX4X
少数派のMRX4で細田選手と互角の速さ。ここ一発の集中力を見せチャンピオン奪回なるか?

4位 高橋 毅(香川) EVOLVA 2007
   16L5:18.665(19.414)

5位 芦田勝彦(香川) EVOLVA M3
   15L5:00.604(19.314)

6位 大倉好郎(岡山) EVOLVA M3
   15L5:01.637(19.508)

7位 大西英幹(香川) EVOLVA M3
   15L5:03.445(19.675)

8位 武久綱晴(岡山) EVOLVA M3
   15L5:07,959(19.271)

PROクラスが優位ながら30分の長丁場になると何が起こるかわからない。 

決勝 30分レース

オープニングラップ1~3位まで順当ながら4位以下に波乱。4位にNo,8武久選手以下逆ゼッケン順になる。
2周目 細田選手がSyoki選手をかわしトップ浮上。
5周目 Syoki選手単独ミスで6位へ後退。1位細田、2位高畑、3位武久選手の順。
7周目 テールトウノーズのトップ争いで高畑選手が細田選手をかわしトップへ。
8周目 高畑選手が18.630秒のベストラップを出し2位以下をひき離しにかかる。
9周目 Syoki選手が自己ベスト18.821秒を出し3位に再浮上する。トップから8秒遅れ。

1回目の給油
1位高畑、2位細田の差は1秒。更に3秒差でSyoki選手が続く。
20周目 2位にSyoki選手が再浮上、トップとの差は4秒。3位細田選手。4位は1周遅れで芦田選手が走行。

2回目の給油 
ピットでSyoki選手が高畑選手をかわしトップへ返り咲き。3位細田選手は4秒後方と変わらない。
一方4位争いは芦田、大倉選手。その差が2秒。
13分過ぎ 4位争いが激化。しかし42周目芦田選手がトラブルでリタイヤとなり大倉選手が単独4位。

3回目の給油
トップ争いは給油の周でやや差がつき3秒。3位細田選手は更に5秒差。ここから気合の走りで2位高畑選手を追い上げていき3秒差まで近づく。
53周目 タイヤを温存した走りの細田選手が2速のトラブルでピットイン。そのままリタイヤとなった。これで3位には大倉選手。

4回目の給油
ピットアウト後の差は2秒。まだまだ予断を許さない展開。
21分過ぎ ここからSyoki選手がスパート、19秒フラット近辺で走行しアドバンテージを築く。

最終給油
1位Syoki、2位高畑選手の差は10秒に広がる。トップには十分なアドバンテージ。
そして迎えたゴール。トップSyoki選手は2位高畑選手の真後ろでゴールを迎えた。

Syoki選手は昨年に続きグランドファイナル2連勝。大倉選手は昨年の新人戦に続き2回目の表彰台。
レース終了後にはGF恒例の抽選会が行われた。
ジャンケン大会では地元高橋選手が960のキットを勝ち取った。