ホビーセンターGPオンロードレース
6月7日 前期最終戦
今年もあの人がやってきた。
京商ワークスドライバー 下高章選手が
1/10GPツーリング、1/8GPレーシングクラスにWエントリー。
特に1/8クラスにはマイナーチェンジされる 京商“Evolva M3 Evo” と
OSのNewエンジン “MAX 21XZ-R” を披露。
そのパフォーマンスに注目が集まる。
木曜日からSPK入りした下選手はプレ世界戦用エンジンのテストと慣らしを精力的に行う。
レース前日の土曜日には1/8、1/10ともセッティングをすすめ、日曜日のレースに備えていた。
また下選手を迎え撃つ地元PROクラスのSyoki、細田選手も土曜日は好調な走りを見せていた。
レース当日の朝、うす曇で路面温度もあまりあがらずグリップは上々。
1/10、1/8クラスで30分ずつフリー走行、その後予選が開始された。
時間がすすむにつれ強烈な日差しもありややグリップが不安定になる中レースは始まった。
土曜日の各車ベストラップ。一部ショートカットタイムもあります。
参加者全員で記念撮影。中、四国のGPカーマニアが集結
「野郎ども気合を入れていくぜー」と、挨拶をする下選手。「おいっす」と答える参加選手たち。
操縦台下にはたくさんのスターターBOXが並び選手の意気込みが感じられます。
下選手から直接秘密情報を聞き出す西讃連合のメンバー。
前田、包末ペアはあくまでもマイペース。着実に実力アップ。
1年ぶりにSPKで下選手と直接対決に燃えるSyoki選手。
タンク商会のメンバー。Newフェイスも見られます。
SPKレース初参加のK選手。コース攻略に向け瞑想中。
「あぁっ」イメージトレーニング中にコントロールミスがあったか?
岡山から参戦2戦目、藤井ファミリー。お父さんはメンテ中!
ドライバーの拓哉君は下選手をマークしています。iフォンを研究中。
前回からマシンセットを大幅にチェンジして挑む高橋選手。
ホームストレートを駆け上がる下選手のEvolva M3 Evo
今回下選手のサポートにOS塚本氏が参上。給油ガンの準備も万全。
決勝レース
GPツーリング オープンクラス
Bメイン勝ち上がりレース 10分
今回のBメインドライバー。この中の上位3名がAメインへ進める。
電動ドライバーを使って遠藤リン選手のタイヤを交換するSyoki選手。予定どうりだったのか?
西讃連合 前田、包末、大田選手の給油3連発。このレースの結果、大田、江國、前田選手が勝ち上がりを決めた。
サーパント966のセッティングが進みPP獲得の芦田選手。
この中の上位2名がPRO,EXPクラスへ進出できる。
2位走行中の白川号。19.527秒のファーステストをマークするもエンジントラブルで惜しくもリタイヤ。
セッティング変更が合わず“殿”にメッタ切りされた高橋号。
このレースの結果 芦田、高橋選手が勝ち上がりを決めた。
GPツーリング オープンクラス
Aメインレース 20分
ワークスドライバーと一緒に走れるめったにない貴重な体験です。
下選手の助手はOSの塚本氏。今年の1/8世界戦へ向けてGO!
バックストレートを走行する下RRR、脊尾MTX4、大田MTX4号。
スタートから下、Syoki選手が飛び出しこの2台で1秒以内のバトルが繰り広げられる。
1回目の給油タイミングを1周遅らしピットの混雑がないタイミングで給油したSyoki選手が下選手の前に出る。
様子を伺う下選手が8分過ぎ20.851秒のベストを出しSyoki選手のテールに張り付きプレッシャーをかける。
2回目の給油、先に入ったのがSyoki選手。うまいタイミングでピットレーンの混雑をかわす。その1周後給油を終えた下選手の前を再度Syoki選手が走行する。この時点で3位藤井選手は13秒後方につける。
最終給油はトップ2台が同時にピットイン。助手の給油作業もほぼ同じ速さ。13分過ぎに先行していた下選手がトップでコースに戻る。
残り5分を下選手は21秒前半のハイペースで走行。一方Syoki選手はややタイヤの消耗が多い為か21秒後半のラップタイムとなる。
最後までペースの落ちなかった下選手が56周でトップゴールとなった。
TQ、優勝、ファーステストラップと完全勝利の下選手の
V-ONE RRR Evo2+O.S.SPEED 12XZ
ヤングドライバーの活躍でこれからが楽しみなSPKレース。
1/8レース初参加の高木選手を含む4名で行われた。
高木選手の給油をする江國選手。次回はハチイチ出場か?
7周目にミスでトップを明け渡してしまった村上選手の給油。
予選のトラブルとは一変、安定したラップタイムで走行した脊尾選手が2位に2周近い差をつけて優勝。ベストラップも20.061秒と好走。
一方3位を走行中、7分過ぎにミスでマシンを壊し磯部選手がリタイヤ。これでSPKレースでしかもハチイチ初参加の高木選手が表彰台を獲得した。
NOVクラスでは、完走することの重要性が再認識されたレースだった。
1/8レーシング PRO & EXPクラス
25分レース
ワークスドライバーを迎え普段よりも緊張感が漂うPRO,EXPクラス。
ホームストレートを駆け抜ける下選手と追うSyoki選手。
1回目の給油、トップ2台がテールトウノーズのままピットイン。給油合戦も引き分けポジションが同じままコースに戻る。この時点で3位高畑選手はトップグループから6秒遅れ。
7分過ぎ、3位高畑選手が目に汗が入りミス。再スタートするもトップから2週遅れとなる。これで3位は細田選手。
2回目の給油もトップは同時に入る。ほんの僅かな差でSyoki選手が先行してピットアウト、その差は0.2秒。3位細田選手は18秒後方。さらに5秒後方に4位遠藤選手。
1周目 下、Syoki選手に続き高畑選手が細田選手をかわし3位。
トップ2台は時折18秒台に入れながらテールトウノーズで走行。3位以下を毎周確実に引き離す。
9周目 細田選手がベスト19.086秒をマーク、順位は4番手。12周目 高畑選手19.292秒、遠藤選手19.468秒のベストを出す。
下、Syoki選手は、ほぼ同時にピットで給油。助手には緊張の瞬間。下選手は塚本氏、Syoki選手には西山選手がアシストする。
Syoki選手が先行。プレッシャーをかける下選手。
3位細田選手は周回遅れとなる。
3回目の給油 ここで下選手が逆転、再度トップに立つ。
16分過ぎのトップ50周目、芦田選手(48周目)ベスト19.632秒をマーク。
51周目にはSyoki選手がベスト18.902秒をマーク。
最終給油の合図があった60周目、トップ下選手に1.2秒差でつけるSyoki選手がバックストレート前でガス欠。勝敗の行方が決まってしまった。
トップ下選手は丁寧に最終給油を終えコースに戻る。
再スタートしてコースに戻ったSyoki選手は2位、3位細田、4位遠藤選手。
順位争いがなくなり、22分過ぎから全力疾走し18秒台をマークする下選手。またこの時3位細田選手がミスをして8秒ロス。3位に上がったのはEVOLVA2007を駆る遠藤選手。
そして下選手はゴール前76周目にベスト18.612秒をたたき出した。
ジャンケン大会で協賛いただいた品物をゲットした参加者達。
京商㈱、NASA(篠永化成)、丸よさんありがとうございました。
昨年以上の活躍を見せたSyoki選手と粘りの走りを見せた遠藤選手。
レース後もしばらくは下選手の技術談義に聞き入っていました。
レース翌日、帰りの時間までベビーシッターをやらされた下選手。
ありがとうございました。