3月1日 ホビーセンターGPオンロードレース
          
前期第2戦
雨が降り続いた1週間、奇跡的に週末は天候が持ち直し無事開催できました。気温は低いものの、時折差し込む日差しには春の暖かさが感じられる。SPKの周りの梅もきれいな花を咲かせている。

今回、参加人数は少なめながらもハッスル部隊、タンク商会、侍レーシングが顔をそろえた。またGPツーリングに初参加のドライバーもあり賑やかな楽しい1日となった。

日没時間が延びたこともあり今回から予選は3ラウンド。
受付のあとに1/10と1/8にわかれて30分間ずつの練習走行を行い、その後予選が開始された。

2008年グランドファイナルチャンピオン、ハッスル部隊 隊長細田選手も今回参加。唯一のサーパント車で鋭い走りを見せる。
こちらもハッスル部隊所属 3号隊員こと遠藤選手。今シーズンは公私ともラッキーイヤーか?
ハッスル隊長のサーパント960。966のコンバージョンが高いとぼやいていました。
サーパントの皮(ボディ)を被ったエボルバ2007。3号さんのマシンです。レースの結果は最後までわかりません!
朝のフリー走行を疾走する3号さんの2007。↑↓                                                
こちらは隊長の960。↑↓
今回GPツーリング初参加の前田ファミリー。奥様が給油係しておられました。Jr,はなにやら瞑想中? 白川選手は見学組です。
瞑想ではなくゲームに夢中でした。
前田選手の愛車RRR。OSエンジンです。
GPT初参加組みの前田選手と、真ん中の包末選手。
手前の太田選手は前回GPTクラスの優勝者、今回は見学です。
包末選手の愛車RRRエボ2.エンジンはシリオの最新型です。
タンク商会のNEW FACE遠藤リン選手。小学2年生でスーパーGTクラスに参加、現在猛特訓中です。確実に上達してます!
タンク商会の面々、今回タンク会長はお休みです。どおりで静かだと思った。リン選手の教育係はSyoki選手です。
お茶目なハッスル3号さん
侍レーシング殿 芦田選手。今回も殿の威厳を見せてくれました。
高橋侍と関本侍。今回高橋選手は殿にメッタ斬りにされました。
メッタ斬りにあったM3高橋号。殿の集中力に勝てる日は来るのか?
侍レーシング忍者 島川選手。今回スパーギヤがなめまくり。
しかしその原因は自分にあったとか。「灯台下暗し」切り!!!
侍レーシングNew face「ヒーボー」こと村上侍。唯一のコラーリボディでIMDクラス殴りこみ。勿論返り討ちにあったのは言うまでもない。
GPツーリング
オープン&スーパーGT クラス

今回はオープン5台、スーパーGT1台の計6台。
予選は5分間の周回レース方式で行われた。

決勝20分耐久のスタート。PPはSyoki選手。
包末選手が緊急ピットイン、助手は大田選手が担当。↑→
トップ争いの2台。前を走る赤いボディが芦田選手。
前田選手の給油、作業担当は磯部選手。
リン選手の給油、作業担当はハッスル隊長。
トップ争いの2台が同時給油。
ポンプ対ガンでどちらに軍配が上がったか?
1位Syoki選手、2位芦田選手、3位には前田選手のトラブルの間に逆転した遠藤リン選手。初表彰台おめでとう!
1/8レーシング IMD&NOV クラス

IMD4名、NOV1名の計5名。
予選では好調の芦田選手が16LをマークしてPP獲得。2位には惜しくも15L5:00.010で高橋選手。3位には今期からIMDクラスの昇格した遠藤選手が15L5:00.847、その差は僅かだった。4位の関本選手も3秒差で続いており激戦は必至。NOV村上選手も目標の19秒台を出しIMDクラスドライバーの胸を借りる。

決勝スタート前、コースインと同時にフロントホイルが外れるトラブル。高橋選手に暗雲が垂れ込める。
村上選手の助手を担当するのはハチイチ助手初経験の前田選手。
自分のレースよりも緊張したとか・・・。お疲れ様です!
PRO、EXPたちの給油作業3連発↓ 実にスムーズです。
高橋選手のマシンを激写する朝日新聞カメラマンとコースマーシャルのリン選手。
20分間の熱いバトルが開始!
侍レーシング芦田選手が終始レースをリードする。
スタートから終始安定かつハイペースで走行した芦田選手のうまさが光った。
オープニングラップから1度もトップの座を譲らない完璧なレース展開だった。

一方、2位争いは高橋、遠藤、関本選手の三つ巴のバトル。
2番手スタートの高橋選手が10分過ぎにリヤダンパーが外れるトラブル。
その間にスタートで出遅れたがベスト19.246秒をマークしハイペースで走行してきた遠藤選手が2番手に浮上。
遠藤選手はそのままトップを追うがミスとマシントラブルで自滅してしまう。
最終的には安定走行かつノートラブルの関本選手がポジションアップで2位となりゴールを迎えた。

この3名がPRO、EXPへ勝ち上がりを決めた。

芦田選手はここで既に40分(ツーリング20分、IMD20分)走行。
更なる激走が待っていた!

1/8レーシング PRO&EXP クラス

PRO2名、EXP1名に勝ち上がりの3名で計6名のレース。
予選ではプロクラスのSyoki選手がPPを獲得16L5:06.154。2位の細田選手が1.1秒差で続く。
当日入りのEXPクラス遠藤(誠)選手は15L5:03.302で惜しくも16周に入らず。

決勝は勢いに乗るIMDクラスドライバーを加え25分間の熱い戦いが繰り広げられた。

グランドファイナル以来のレース参加、ハッスル隊長&960。
スタート直前に帽子を被った遠藤選手。この時間帯は西日が強烈です。
9周目に転倒してしまった芦田選手↑ 
おまけにタイヤまでかけてしまう →

万事休すかと思いきや、ここからの追い上げは凄まじかった。

PROクラスのSyoki、細田選手が3位以下を引き離しだしたときに事態は急転した。
12周目、Syoki選手がエンジンブローでリタイヤ。13周目、細田選手が同じくエンジンブローでリタイヤ。
これでEXPクラス遠藤(誠)選手がトップに立つ。続いて高橋、関本選手が続く。芦田選手は転倒の影響でほぼ1周遅れの4位。

侍レーシングの下克上が現実のものとなってしまうのか?

2回目の給油ではトップ遠藤選手(白いボディ)にほぼ追いつかれている芦田選手(赤ボディ)。
ラップ遅れになってしまうが侍レーシングの同士 高橋、関本選手に負けまいとスーパー集中力を発揮!
2位の高橋選手から15秒差を毎周0.5秒ずつ縮める。
3位を走行中の関本選手だったが、給油中のエンジン停止もあり芦田選手があっさりパス。
これで3位浮上の芦田選手は更に2位高橋選手を猛追
トップ遠藤選手の給油を担当していたのは大田選手だった。↑

しかしハッスル部隊隊員の応援をすべく急遽レースを終えたばかりの隊長が給油係へ!→

素早い給油でハッスル3号遠藤選手を送り出す。

2位高橋選手の給油は白川選手が担当。
徐々に芦田選手の影が近づいてくる。

奥の前田選手は芦田選手の給油係。

その前田選手が給油準備に入っているぞ。

トップ遠藤選手は2位高橋選手をパスして全車を周回遅れにする。
その真後ろにいた芦田選手も高橋選手をパスして2位浮上。

トップゴールを確信した遠藤選手はタイヤの消耗もありペースを下げる。
今度はそのトップを抜いて同一周回になった2位芦田選手。
しかし追撃の手を緩める感じはなく更にトップを追う気迫の走り。

無念にもここでゴールのコールがありレース終了。
各選手持ち前の力を出し切ったすばらしいレースだった。

25分を激走した芦田選手のタイヤはご覧の通り。
念願のビッグタイトルを獲得したハッスル3号こと遠藤(誠)選手
おめでとうございます。
決勝だけで105分を走った芦田選手の集中力に脱帽です。

ここでも芦田選手に敗れた高橋選手。殿にはまだまだ勝てませんね