2006年マイスターカップ ランキング表
2007/1/21 2006年度京商マイスターカップ最終戦&GPツーリング オープンクラス
雨の為2週間遅れでマイスタークラスのランキングが決定するGPツーリングの最終戦が開催される。
延期日程の影響でランキングトップ争いをする亀井選手などが不参加なのは残念なところ。
しかし参加者はハイグリップ化した路面に苦しみながらもハイスピードバトルを楽しんだ。

受付後1時間のフリー走行の後予選3ラウンドと決勝ラウンドが行われた。

当日は曇りで湿度もあることからオイルがのった路面はかつてないグリップ。
インの縁石を少しでも踏むと即転倒につながる。
オープンクラスの車両は25分の決勝を意識し大径タイヤでも転倒しにくいセットを探っていた。

中国、四国地区から選手が集合 操縦台上と下に分かれてフリー走行
あ、赤いおっちゃんと青い・・・
タイヤを削る隊長を見守るジモピー
愛媛山本軍団(勝手に命名)
奥が団長 山本選手
高知から参戦島川選手
チーム亀仙人(勝手に命名)
親分は残念ながら不参加
岡山J&K軍団でよいのかな?
にこやかにセッティングの篠崎選手 ぶ厚い色レンズの眼鏡は石原選手
オープンクラス
予選 5分×3ラウンド

やはり速かったのはハッスル部隊の2名、細田選手と松下選手。この二人のベストラップは20.7秒台に突入、周回も15周で他の選手をリードする。
しかし予選第3ラウンドではともにトラブルでスタートできず決勝に向けて不安材料が残る。
3番手には今年からレースにチャレンジを始めた地元 井下選手。21秒台前半をコンスタントに刻んで14周5:04秒を記録。それに5:09秒で同じく地元の松原選手が続く。
サーパント720をひっさげツーリング界に復帰のタンク商会 平山選手はベルト切れなどのトラブルもあり後方7番手から上位進出を狙う。また同じタンク商会からは和田哲也選手がSPKデビュー戦を飾った。

予選3位以下はベストラップも21.3~21.8秒でほぼ揃い、決勝レースの混戦が予想された。

決勝 25分レース

ペースが速いとタイヤの磨耗は?
前回の20分決勝で車高とタイヤ径に悩まされた各選手は今回さらに難しい選択となった。
大きめの径での走行は明らかにマシンが転倒しやすくなる。
スタート前のウォーミングアップから転倒続出で助手は大忙し。

スタートブザーが鳴り一斉スタート
勇み足の松原選手がフライング。いきなりペナルティストップとなった。
レースをリードするのはPP松下、No,2細田選手。しかし油断すると転倒してしまい順位を下げる結果に。
3周目 やはり転倒で後方に下がる松下選手。1位 細田、2位 井下選手。
5周目 トップ細田選手が転倒、井下選手トップに立つも同じく転倒してしまう。その間に徐々にペースをつかみ始めた松下選手が再びトップに浮上。
8周目 2位の細田選手はミスで大きくタイムロス、6位に後退。代わって2位にはNo.5大倉選手。
1回目の給油 トップ松下選手はマフラーステー修理でタイムロス、5位に後退する。
6分過ぎ 1位大倉、2位平山、3位武久、4位井下選手。ここで松下選手がベストラップ21.221秒をマークして上位を追走。トップまでは7秒差。
2回目の給油 ここまでに松下選手はトップ大倉選手と3秒差の2位。
11分過ぎ ついに3度トップに返り咲いた松下選手、2位大倉、3位平山、4位武久、5位細田選手。
13分過ぎ 怒涛の追い上げで細田選手2位浮上、トップとの差は10秒。

オープンクラス決勝25分がスタート
決勝中のドライバー
PP松下号を給油する小林選手 2タンク選手をアシストする豆タンク
最後の給油 トップ争い松下、細田選手。3位争い平山、武久、松原選手。
松下選手のペースは変わらず速く、逆に細田選手はタイヤの磨耗かペースが落ちその差は開いていく。
3位争いはお互いにミスがある苦しい中武久選手が3位へ。
24分過ぎ 武久、平山、松原選手が1秒間隔の差で走行。ワンミスで順位が入れ替わる状態の中ファイナルラップを迎えそのままゴールとなった。
トップ3の表彰
マイスターカップ クラス
ランキングトップ山本選手を10ポイント差で追う亀井選手が不参加。その為トップ決定の山本選手だが単なる消化試合ではなかった。何時も王者の走りを披露した。

予選 5分×3ラウンド ベストラップ

ヤングタイガー高畑選手が22.41秒のスーパーラップを出す。山本選手は2番手タイム23.058秒だがピットインを繰り返し決勝を意識した入念なニードルセットを行う。3番手には23.244秒でレースごとに実力をつける石原選手。24秒台に篠崎、島川、中村、小林選手。25秒台に和田好史、大塚、山内選手となった。

決勝 Bメイン10分レース

予選4位までがAメインシード。6名中4名のAメインへ勝ち上がりをかけたレース。
No,5大塚、No,1島川選手は順調に周回を重ね1、2位ゴール。No,6山内選手は終盤トラブルで3位ゴール。最後の勝ちあがりには、スタート直前マシントラブルで出遅れたNo,2中村選手がはいった。

決勝 Aメイン30分レース

フラッグがあがり一斉スタート。オープニングラップ高畑、石原、島川、山本、中村、山内、大塚選手の順で帰ってくる。
2周目 2位島川、3位石原選手が入れ替わる。
4周目 2位に山本選手が浮上。トップ高畑選手への追撃体制が整った。
2分半過ぎ 5位山内選手にトラブルが発生。コースに復帰するも9分過ぎにリタイヤとなった。
5分 2位山本、3位石原選手が給油に入るが、トップ高畑選手はまだ入らない。
6分半過ぎ ここでトップ高畑選手が給油に入る。ピットアウト後ニードルが甘いのかトップスピードがやや伸びない。この時点で2位山本選手との差は1秒。2周後にはテールトウノーズに入った。上位2台はすでに3位以下を周回遅れにするハイペース走行をしている。
19周目 ベストラップ23.478秒を出して逃げる高畑選手がインフィールドでミス。これでトップは山本選手で2位高畑選手との差は7秒となった。この後も小さなミスがあり10秒差に広がる
10分 2回目の給油を終えたトップ山本選手と2位高畑選手の差は5秒。トップ争いはほぼ互角のペースで走行しているためその差が縮まらない。

その後トップ山本選手は給油回数が1度多いにもかかわらず差を保ったまま30分のゴールを迎え王者の貫禄を見せた。

スタート直前にトラブルが!
スタートを待つAメインドライバー いよいよ30分レースがスタート
豆タンク号を給油する2タンク選手 王者とヤングタイガーの戦いは続く?
マスターカップ2006ランキング
1位山本健一
2位石原賢士
3位島川延行
4位篠崎智
5位亀井清司
6位高畑翔輝
7位藤原慎一
8位和田好史
9位藤村幸司
10位山中健治
マイスターベスト10の表彰 抽選会&ジャンケン大会でS3をゲット
12/3 京商マイスターカップ第4戦&GPツーリング オープンクラス
寒さが厳しくなった12月3日に開催のGPツーリングレース。
前日からSPK入りしていたチーム京商の二階堂、飯島氏。あてにならない天気予報に騙され、練習無しのぶっつけ本番になりました。
しかし雨で練習走行できない分、ユーザーとの密接なふれあいもありました。

当日は天候も回復し無事レースを開催できました。

チーム京商、朝からコースの落ち葉掃き労働、ありがとうございました。
全員で記念撮影
ハチイチ界からGPツーリングに参戦のつわもの達
ピットのために来た2タンクさん
マイスター初参戦 中村選手
久々の参戦 七条選手
マイスター王者 山本選手
ランキング2位 亀井選手
愛媛切込み隊長 藤原&篠崎選手
京商、飯島氏
にこやかに熱い石原選手
高知からの島川&井本選手
オープンクラス
予選
ついに20秒台のベストラップと15周をマークした松下選手がPPを獲得。2番手にはコンスタントに21秒代前半で走行した細田選手。この2名の圧倒的な速さが目立った。

決勝
スタート前のフリー走行でマシンを壊した七条選手からスタートディレイの申告がありスタートが遅らされた。
10分後にレースはスタート。その直後、PP松下選手と2番手細田選手が接触。その結果松下選手が遅れてしまった。
すぐに追い上げていくが2位の井下選手との接触、ボディの巻き込みもあり再度遅れてしまう。
一時は4位に後退してしまった松下選手だがそこから速さと安定性で順位を挽回していく。岡崎、井下選手をかわし2位に浮上するがトップ細田選手ははるか前方を走る。
誰もが細田選手の優勝を確定視していた。

予選中 大事なエンジンを破損
大急ぎで修理する七条選手と助手の中村選手 名メカニック?二階堂氏がPPの松下選手を強力サポート
残り3分でドラマが起きた。車高を低めにセットしていた細田選手、タイヤ径はまだあるがシャーシが路面と接触しはじめコントロールが難しくなる。
バックストレートで痛恨のミスをしグリーンに入ってしまった。15秒遅れていた松下選手が一気にその差を3秒までつめる。
終始レースをリードしていた細田号を豆タンクが給油 素早い給油でアシストする二階堂氏
細田選手のテクをもってしてもコントロールが難しいマシン。追いついてきた松下選手になすすべもなくトップを奪われる。
20分、そのまま松下選手がトップゴール、2位は細田選手、3位に自身初の表彰台をゲットした井下選手となった。
ゴール後の松下選手のマシンは左リヤタイヤがペラペラになっていた。
マイスターカップ クラス
予選
ベストラップ方式の予選は大白熱。
高畑、山本選手がついに22秒台にはいる。3番手藤原、4番手亀井選手も23秒前半につけAメインにシードされた。
Bメイン飯島号を給油する隊長
井本号を給油するタンク会長
Aメイン決勝
スタート直後からPP高畑選手が独走態勢を築く。2位争いは非常に激しく亀井、山本選手がテールtoノーズ、サイドバイサイドを繰り広げる。
6分過ぎ、1回目の給油でトップ高畑選手のエンジンが停止。再スタートに手間取り完全に優勝争いから脱落した。
トップ亀井選手を激しく追走する山本選手今レースの最大の見せ場だった。
ただ1度、2台の接触があった時に山本選手が先行。そこからは亀井選手を徐々に引き離し優勝体制に入ったかと思われた。
給油終了 石原号
亀井号を給油する井下選手
山本号を給油する2タンクさん
残り4分。最後の給油を終えた山本選手、悲劇はピットアウト直後に起きた。
ピットレーン枠に接触しコントロールを失い反対のコースに入ってしまう。しかもこの接触でマシンにダメージを負い緊急ピットイン、大きくタイムをロスしてしまった。この間に再びトップに立ったのは亀井選手、2位に藤原選手。
応急修理をしたがまだダメージが残る山本選手に4位の二階堂選手が襲い掛かる。男の意気込みを感じさせる走りで二階堂選手が山本選手をかわし3位に浮上。しかしランキング争いで1ポイントでも多く稼ぎたい山本選手が残り2分で二階堂選手をかわし再び3位。
20分経過、亀井、藤原、山本選手の順でゴールを迎えた。
レース後の抽選で前回に続き亀井選手がマイスターカップ特製マフラーをゲット。レース初優勝とあわせ最高のラッキーパーソンとなった。
ラッキーマン亀井選手と抽選を行った二階堂氏
愛媛軍団、その胸中やいかに?
10/20 京商マイスターカップ第3戦&GPツーリング オープンクラス
前回から2ヶ月が過ぎベストシーズンでのレース開催。今回はオープンクラスが賑わいを見せた。
スタート前の表情
オープンクラス9台での決勝
コースオープン前
見事ポールtoウインを決めた楠選手
楠選手を最後まで苦しめた青木選手
空港R表彰台独占 談笑中!
ポールスタートの楠選手が終始レースをリード、大きなミスもなくそのままトップゴールとなった。2位の青木選手はオープニングラップで最下位まで落ちたが驚異的な走りで2位でゴール。もしあの遅れがなければと思わせる走りだった。3位は山中選手で空港レーシングが表彰台を独占した。

右は20分レース後の溝渕選手のリヤタイヤ。

マイスタークラススタート前
一人離れた位置の和田選手
コースオープン前のひとコマ
圧倒的勝利の高畑選手
ついに表彰台ゲットの亀井選手
ハンディのプロポでも3位、山本選手
常勝山本選手がマイプロポを忘れるハプニングで幕を開けた第3戦。明らかなハンディキャップだがそれでも表彰台に上った。
2回目の参戦高畑選手はポールtoウイン、若干12歳のヤングドライバーに期待がかかる。2位にはついに熱い男亀井選手、途中藤原、山本選手のバトルを制してゴール。本人も納得のいくレースだったようだ。
おまけに亀井選手は抽選でもマイスターカップオリジナルマフラーをゲット。
最高の1日を送った。

次回山本、高畑選手のがちんこバトルが楽しみ!

8/20 京商マイスターカップ第2戦&GPツーリング オープンクラス
8月20日に開催された京商マイスターカップとGPTオープンクラスの様子です。
上はマイスタークラスに参加、下はオープンクラスに参加された皆様です。
マイスタークラスには15台のエントリーがあり、Bメインからの勝ち上がりレースも行われ厳しい戦いとなりました。
オープンクラストップ3
1位 溝淵選手
2位 楠選手
3位 佐々木選手
マイスタークラストップ3
1位 山本選手
2位 山中選手
3位 藤村選手
幸運にもマイスターカップ特製マフラーが当たりました。おめでとうございます。
4/23 京商マイスターカップ第1戦&GPツーリング オープンクラス
まだ肌寒さが残る4月。
前日の雨が残りウエットコンディションにもかかわらず24名のドライバーが朝からパドックでレース開始を待ちわびた。
雨は降らないがガスが立ち込めているため、なかなかコースコンディションがドライにならない。
排水作業が終わり10時30分コースオープンの合図でフリー走行が開始。
マイスタークラスはゴムタイヤ使用でコースがウエットにもかかわらず、各選手の精力的な走り込みが行われた。
一方、オープンクラスの車両はスポンジタイヤのため不安定なコンディションでは走行せず路面回復を待つ。
当初11時30分予選スタートの予定であったが、大幅に遅れ13時30分開始となった。
しかしレースは予定どうり予選3ラウンドと決勝ラウンドが行われた。
オープンクラス
予選
コースはドライだが所々にウエットパッチがある難しいコンディション。
MTX3大西選手とMTX4溝淵選手の激しいポール争い。
ベストラップでは溝渕選手だが安定走行でノーミスの大西選手に僅か1秒差で軍配が上がる。この2台のみ14ラップを記録した。

決勝
スタート直後、予告どおりNo,3松原選手がロケットスタートを決めトップ。そのあおりを食ってNo,1大西選手は最下位なってしまう。
4ラップ以降、22秒台の安定走行のNo,2溝淵選手がトップ。2番手に予選不調だったNo,5河野選手が上がる。しかし1回目の給油直後、河野選手のエンジンが停止。最下位になってしまう。
トップ溝渕選手は22周目に21.879秒のファーステストをマーク、2位以下を大きく引き離し独走かと思われたが、15分過ぎからマシントラブルのためピットインを繰り返しずるずる後退する。
気が付けば安定走行のNo,1大西選手がトップ、2位にエンスト、最後尾から追い上げた河野選手、3位に松原選手となった。
レース後、予選決勝とライバルの旧型マシンに敗れた溝淵選手が「こんなもんかの」の一言が印象的だった。

マイスターカップ クラス
予選
今回からベストラップ方式で行われる予選。地元からのエントリーも増え活気付く予選となった。
予選6位まではAメインシード。7位から14位までの選手で勝ちあがりレースを行い、上位2名がAメインへ勝ちあがれる厳しい戦いとなった。
23秒台の山本、藤村選手は余裕のシード。
3位以下は非常な接戦で3位藤原選手24.46秒、4位山中選手24.61秒、5位篠崎選手24.62秒、6位菊川選手24.65秒ここまでがシード。
惜しくも0.2秒差で亀井、島川選手がBメインスタートとなった。
Bメイン決勝
ポールスタートの亀井選手が2ラップ目からトップに立ち安定した走行でそのままゴールした。
2位には高橋選手。高橋選手は終盤3位争いの石原、島川選手の猛追に合うが、この2台の接触にも助けられ勝ちあがりを決めた。
スタート直前 藤村選手の姿なし
マシントラブルの亀井FW05S
ベスト3の表彰
Aメイン決勝
スタート前のウォーミングアップでNo,2藤村選手のマシンにトラブル発生。しかし無常にもレースはスタート。
オープニングラップの混乱の中、トップで帰ってきたのはなんと勝ちあがりのNo,7亀井選手。2位No,6菊川、3位No,4山中選手と地元勢が占める。No,1の山本選手は5位で通過する。
3周目、山中選手のマシンが最終コーナー前で突如ストップ。エンコンサーボトラブルで早々とレースを終える。
9周目、今度はトップ亀井選手のエンジンが停止。リコイル関連トラブルで再スタートするも再度エンジンストップもあり14分過ぎリタイヤした。
その後、トップ菊川選手もプラグ選択ミスでストレートスピードが伸びない。
2位に浮上した山本選手がその差を縮めテールトウノーズになる。インフィールドでブロックするがストレートでの圧倒的な速度差はどうすることもできず。その後2位キープの菊川選手はオーバーヒートで13分過ぎにレースをおえた。
トップに立ったNo,1山本選手はベストラップ23.721秒の実力のまま20分のゴールを迎えた。
一方スタートに遅れたNo,2藤村選手は怒涛の追い上げをみせ、最終ラップNo,8高橋選手をとらえ2位でゴール。
3位は勝ち上がり組みの高橋選手と今治軍団が表彰台を独占。底力を見せた。

次回地元勢の巻き返しとなるか?それとも実力、経験No,1の今治軍団が再び表彰台を独占するのか?

2月19日 プレシリーズ戦
曇り空で気温が低いあいにくの天候。
そんな中2006年のGPツーリングシーズンが開幕した。
今回はマイスタークラスのみ開催。
エントリーは少ないが、ベテランからレース初参加者まで幅広い層が集まった。
1時間のフリー走行の後、予選3ラウンドを行いグリッドを決定。
決勝は2組に分かれて20分のレースを行い、そのトータルで総合順位を決定した。
午後2時から決勝20分耐久レース。
先に予選結果が5位から8位までのB組がスタート。
グリッド1、2は愛媛勢、3、4はレース初参加の地元勢。
レースは篠崎選手が好スタート、そのあとを加藤選手が追う展開。
レース初参加の中川、和田選手は完走を目指して走行。
序盤は篠崎、加藤選手に中川選手も喰らい付くが徐々に離される。
7分過ぎ和田選手がミスでマシンを壊してリタイヤ。
トップ篠崎選手はベストラップは25秒台、追う加藤選手は26秒台。その差がじりじりと開く。
しかも給油回数を1回減らしている篠崎選手が圧倒的有利。
そして20分直前2番手加藤選手がクラッシュ。3番手中川選手が追い上げてくるが惜しくも届かず。
篠崎選手が45周でトップゴールとなった。
2回給油の篠崎号
デビュー戦の中川号 
ほろ苦いデビュー戦の和田選手
決勝A組スタート前のインターバル。
今回よりSⅢを投入のポールシッター藤村選手にトラブル発生。
車のコントロールがまったく利かない。
スイッチ、バッテリー、受信機などを調べるが異常なし。ここで山本選手が送信機のクリスタルが抜けていることを発見、事なきを得た。
いよいよA組の20分耐久レースがスタート。
ポールの藤村選手がホールショットを決める。
2周目、2番手山本選手が痛恨のミス。グリーンゾーンに車がスタックして大幅に遅れる。島川、藤原選手が2、3番手に浮上。
ここから山本選手の追い上げが始まる。6周目ベストラップ23.361秒マーク。
1回目の給油直前にはトップ藤村選手の背後に迫る。
給油後、他車との接触で再び藤村選手と山本選手の差が広がる。
8分過ぎ、突如藤村選手のエンジンにオーバーヒートの兆候が現れる。
ラップタイムがガクッと落ち、2番手山本選手が瞬く間に追いつく。
緊急ピットインをするがエンジン停止。メイクミラクルを信じて再スタートするもエンジン不調が続きリタイヤに終わった。
優勝は昨年のマイスターカップ最終戦の雪辱を晴らした山本選手。
2位にはB組トップゴールの篠崎選手。
3位に今シーズンからこのクラスに参戦の島川選手がはいった。