2005/12/11 

1/8GPレーシング グランドファイナル新人戦

2005年を締め括る1/8GPレーシングクラスグランドファイナル&新人戦が開催された。地元香川、岡山、鳥取、島根、広島からエントリーがあり、どのドライバーも1年の集大成を披露した。
新人戦クラスには11名が参加。予選結果で上位4名がAメインシードを獲得。7名でBメイン勝ち上がりレースを行った。
予選3ラウンド行い、PPには岡山からエントリーの加賀選手(19.681)、2番手の地元山中選手(19.853)に6秒差をつけ、ベストラップでも上回り好調をアピール。3番手にはわずか0.9秒差で平山選手(20.531)。

決勝Bメイン10分では、中野、松岡、水子、佐藤選手がAメインへ勝ちあがった。

Aメイン20分では、PPの加賀選手がオープニングラップでトップをキープ。2番手にNo,8の佐藤選手、以下水子、岡崎、山中選手と続く。
4周目に入りペースをつかんだ山中選手が20秒台を連発してトップ加賀選手を追う。レース中盤、加賀選手が2コーナー進入でミス。大きくタイムをロス。その間に山中選手がトップに立ち2番手には21秒台をコンスタントに刻む岡崎選手。3番手に加賀選手。そして20分、山中選手が地元の意地を見せトップゴール。2-3位には岡山勢となった。

そして来期から山中、加賀両選手はインターミディクラスへの昇格が決定した。

グランドファイナルは12名のエントリー。予選3ラウンド行いPPはハッスル隊長細田選手(19.114)、2番手に3秒差で地元矢野選手(19.203)、3番手に山根選手(19.384)のオーダー。細田選手とともに優勝候補のタンク商会会長高畑選手はベストラップ18.882を出すがガス欠などもあり4番手、何とかAメインシードを獲得した。

Bメイン10分レースではNo,5空港Rの大川選手が好スタート、オープニングラップを制した。続いて遠藤、松下のハッスル部隊、4番手にタンク商会高畑Jr,。上位3台は19秒台のハイペースで後続を引き離し三つ巴のバトル。高畑Jr,はペースが上がらず20秒台。それを追う楠選手だが惜しくも届かず。
結局オープニングの1~4位がそのままAメインに駒を進めた。

いよいよ2005年の最終レース。グランドファイナルAメイン30分のスタート。各選手タイヤの磨耗を考え作戦を立てるがはたして?
スタート直後、No,4高畑選手が2台抜きトップ細田選手に続いてオープニングラップをかえってくる。3番手にはなんとNo,8高畑Jr,。以下山根、矢野、遠藤、松下、大川選手と続く。
2周目以降一騎打ちになるかと思われた細田、高畑両選手だが異変がおきる。細田選手のエンジンがコーナー立ち上がりで息継ぎを起こしあっさりと高畑選手にかわされた。
5周目には高畑Jr,がリタイヤ。
7周目にたまらず細田選手ピットイン、原因はキャブレター取り付けが緩んでいた。しかしこれで細田選手は優勝戦線から脱落。
6周目には18.996をマークしぶっちぎり体制にはいるかと思われた高畑選手だが、なんと9周目にミス。ボディが歪んだ影響で続けて10,11周目もラップを落とす。そしてその間に矢野、山根、遠藤選手のバトルがトップ争いとなった。
1度目の給油後高畑選手の猛追が開始。この時点で1周近い差。19秒フラットのラップを続けトップの矢野選手を追う。タイヤの消耗のことは考えずただひたすらトップを目指し毎週0.5~0.8秒ずつトップの差を削る。中盤41周目にはベストラップ18.763をマークし2番手遠藤選手をかわす。
終盤にはラップが上がらない矢野選手をついに捕らえトップ浮上。そのままゴールを迎えた。2番手には遠藤選手が上がり3番手に矢野選手がゴールした。
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SPK開催 レース結果
2006/1/22 

2005京商マイスターカップ最終戦GPツーリングオープンクラス

昨年から順延となっていた京商マイスターカップ(MC)最終戦とGPツーリングオープンクラスが2006年SPKの初レースとなった。
天気は良いが気温は低く、時折強い風が吹くコンディション。地元香川に愛媛、岡山のドライバーが熱戦を繰り広げた。
また今大会よりオープンクラスは参加車両の制限が無くなり無限MTX4勢の参戦に注目が集まった。
レースは1時間の自由練習走行の後、予選3ラウンドと決勝ラウンドが行われた。
注目の京商MCクラスには16名が参加。
2戦終了時点で藤村選手と山本選手が同点首位。今大会でランキングトップが決定することもありレース前から熱い火花を散らしていた。かな?
No,1トロフィを手にするのはどちらの選手か?

オープンクラスには8名のエントリー。京商勢対無限勢の戦いとなっている。

京商MCクラス。
予選では地元香川の溝淵選手が2位に7秒差でPPを獲得。ベストラップも脅威の23.112秒。2番手にはランキングトップ争いの山本選手(23.50)。3位には倉敷から参加の薮内選手(23.904)。
一方の主役藤村選手はメインエンジンのブローがあり予選7番手Bメインからの苦しいスタートとなった。

Bメインの10分勝ち上がりレースではトップに立つ車が次々にトラブルに見舞われた。そして明らかにエンジンにハンディを背負う藤村選手とラッキーマン藤原選手が勝ち上がった。

そして運命のAメイン20分レースがスタート。

オープニングラップ、山本、溝淵、亀井選手の順でCLを通過。2周目以降もトップ山本選手に溝淵選手が激しいチャージ。それに薮内選手も加わり三つ巴の戦い。少し後ろで岡崎選手も様子を伺う。そして8周目、高速コーナーでバランスを崩した山本選手に溝淵選手が追突。この影響で2台とも長いピット作業を強いられ優勝戦線から脱落。この間トップに立った薮内選手も25周目エンジンストップ。トップグループの相次ぐトラブルの中、トップに立ったのが藤村選手。不調のエンジンに鞭打ちながらコンスタントに走行、給油のピットワークも速い。
最終的に勝ち上がり組みの藤村、藤原選手が1-2フィニッシュ。6番スタートの岡崎選手が3位となった。
PPスタートの溝淵選手は終盤意地を見せ23.082のベストラップを記録した。
お詫びと訂正。
ランキング1位藤村選手、2位山本選手、3位小池選手が正式結果となります。こちらの集計ミスで3位の選手を間違えて表彰してしまいました。ここにお詫びして訂正いたします。
なお3位の小池選手には後日トロフィーと表彰状をご用意いたします。
申し訳ありませんでした。

京商MCクラス、ランキング表はこちら

オープンクラスの予選1-2-3は地元勢かつMTX4となった。

決勝20分のレースでは、オープニングラップの混乱の中を3番手スタートの河野選手がうまく抜けトップとなる。しかし18週目リヤベルトトラブルでリタイヤとなった。変わってトップに立った溝淵選手は終始安定かつ速いラップで走行。全車を周回遅れにしてトップゴールとなった。2位には単独走行をしていた松原選手。3位には終盤井下選手と激しい争いを制したベテラン岡山から出場の金津選手となった。
上位3台はMTX4。4位にRRRを使用した井下選手が入った。

次回、京商マイスターカップ&オープンクラス第1戦は2月19日開催決定です。
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